「お客様をランク付けする」って聞くと、お金を持っている人なのか?そうでない人なのか?という風にランク付けすると思われがちですが、そうではありません
ここでいうランク付けするというのは、購入や売却に、どれだけ積極的になっているか?その度合いをランク付けするということです
例えば、ある物件を見て、お客様が問い合わせてきたとき、「なんとか案内に連れ出して、購入申込から契約に持っていきたい」と直ぐに考えてはいませんか?
でも、その人は、「自分は家を買えるのだろうか?」と漠然と考えている人なのかもしれません
そんな人に対して、バンバン電話を掛けたり、毎日のようにメールやLINEを送ったりしたら、どうでしょうか?
その人は、「ちょっと問い合わせをしただけなのに、もしかして強引に買わされるのでは?」と恐怖を覚えることでしょう
不動産会社に問い合わせをすることをためらう理由に、「営業がしつこい」という理由が挙げられています
しかし一方で、自分の希望条件も決め、相場も把握していて資金計画もできている
あとは、条件に合う物件が出れば購入申込をしようと考えているお客様に対して、悠長に構えて物件情報の提供や案内を先延ばしにしていたら、他の業者からのアプローチで契約を逃してしまうか、他の人に物件を先に購入されたりする可能性も出ます
そんな物件情報を、営業よりもお客様がネットで知ることとなった場合、自分に対し熱心に情報提供してくれなかった、あなたへの信頼は崩れてしまいます
同じ問い合わせをしてこられたお客様でも、一方はしつこい営業を嫌い、一方は熱心アプローチを望むという、まったく異なる気持ち(熱意)を持っているのです
なので、お客様の熱意を、いち早く察知してランク付けし、そのランクに合わせた営業活動を行う必要があるのです